新編 顎関節症 改訂版

書誌情報

【編】一般社団法人 日本顎関節学会
【編集委員】古谷野潔 和気裕之 久保田英朗 小林 馨 髙木律男 矢谷博文 依田哲也

ISBN 978-4-8160-1350-8

販売価格 6,700円(税込7,370円)

■B5判 ■オールカラー ■224頁 ■2018年6月
日本顎関節学会が発表した「顎関節症の概念2013」、「顎関節症の病態分類2013」、「顎関節・咀嚼筋の疾患あるいは障害2014」、「顎関節症と鑑別を要する疾患あるいは障害2014」や、
これらを中心にこの5年間の新知見を検証し、追加・修正すべき内容を精選して盛り込んだ待望の改訂版が刊行。
今回の改訂で用語統一され、症例写真の見直しや、新規に追加もされてリニューアル。
また前版にはなかった、「一般社団法人 日本顎関節学会歯科顎関節症専門医研修カリキュラム」を現在の病態診断等に合わせて作成し、付録として掲載。
目次
I.顎関節症の疾患概念
 1-1.顎関節症の概念
 1-2.顎関節症の病態分類
 1-3.顎関節症の疫学的特徴
 1-4.顎関節症の発症メカニズムと症候,継発する病態

II.顎関節症の診断,治療に必要な基本知識
 1.顎口腔系の構造
 2-1.顎口腔系の機能
 2-2.咬合・顎運動
 2-3.顎口腔系の非機能的運動・習癖
 3.顎口腔系の発生,成長・発育,加齢変化
 4.痛みの基本
 5.心身医学・精神医学の基本

III.顎関節症の診断,治療における診察と検査
 1.医療面接
 2.顎関節,咀嚼筋,顎運動などの診察
 3.口腔内の診察
 4-1.画像検査と所見
 4-2.血液検査と所見
 4-3.顎口腔機能検査と所見
 4-4.関節鏡検査
 4-5.滑液検査
 5.学校歯科健診

IV.顎関節症の診断
 1.顎関節症の病態
 2.顎関節症以外の顎関節・咀嚼筋の疾患あるいは障害
 3.顎関節症と鑑別を要する疾患あるいは障害

V.顎関節症の治療および管理
 1.各病態に対する治療・管理目標
 2.診療ガイドラインの概略
 3.生活指導および習癖の指導
 4.理学療法
 5.薬物療法
 6.アプライアンス療法
 7.咬合治療
 8.外科的療法

VI.心身医学・精神医学的な対応
 1.心身医学・精神医学的な対応はなぜ必要か
 2.心身医学・精神医学的対応に向けての評価
 3.心身医学・精神医学的な対応

VII.医療安全,医療倫理,感染予防対策,個人情報保護に沿った診療を実施するために必要な知識
 1.医療安全
 2.医療倫理
 3.インフォームド・コンセント
 4.感染予防対策
 5.個人情報保護

VIII.生涯学習

IX.到達度の評価

付録.一般社団法人 日本顎関節学会 歯科顎関節症専門医研修カリキュラム
 

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