ダウン症候群の歯科診療における診断と処置方法ガイドライン 2022

書誌情報

【監修】公益社団法人 日本障害者歯科学会
【作成】診療ガイドライン作成委員会

ISBN 978-4-8160-1456-7

販売価格 2,000円(税込2,200円)

■B5判 ■2C ■72頁 ■2025年6月
患者さんにとって最善の治療法は何か? 日本障害者歯科学会による「ダウン症候群の歯科診療における診断と処置方法ガイドライン 2022」待望の書籍化!
・患者さんと医療者が治療法を意思決定する際の判断材料として広く歯科医療関係者へ知っていただくため、学会サイトで公開中のガイドラインが書籍化されました。
・日常臨床でかかわる機会も多く、さまざまな配慮や判断が必要な本疾患について、専門医が数々の文献をもとに17のCQを立て、エビデンスの質、強さ、また推奨文を決定しています。
・合併症や社会制度など、患者さんと向き合う際に知っておくべき内容がまとまった「疾患概要」や、「摂食機能障害」「服用薬の影響」といったコラムまで入った本書をお手許に、目の前の患者さんにとって最善の治療法をご検討ください。

CONTENTS

診療ガイドライン発刊にあたり
序文
診療ガイドライン作成方法に関して
対象となる疾患
作成組織
利益相反
作成資金

I .Down 症候群の概要
 A)Down 症候群の歴史
 B)患者推移
 C)病因
 D)主な合併症
 E)リハビリテーション(トータルケア)
 F)社会福祉資源(制度)
 G)遺伝カウンセリングについて

II .クリニカルクエスチョン
 A)エビデンス総体と推奨の強さについて
 B)用語について
 CQ1: 全身発達状態の評価は,Down 症候群の摂食機能獲得の予測に有用か?
 CQ2: Down 症候群は摂食機能障害を合併するか?
 CQ3: Down 症候群の摂食機能評価に精密検査は有用か?
  コラム1:Down 症候群の摂食機能障害
 CQ4: Down 症候群の乳歯は定型発達児と比較してう蝕に罹患しにくいか?
 CQ5: Down 症候群の永久歯は定型発達児者と比較してう蝕に罹患しにくいか?
 CQ6: Down 症候群のう蝕予防のためにフッ化物の応用は有用か?
 CQ7: Down 症候群への筋機能療法は,口唇閉鎖機能や舌機能の改善に有用か?
 CQ8: Down症候群へのCastillo-Morales palatal plateの使用は,舌機能の改善に有用か?
 CQ9: Down 症候群の歯の萌出遅延に対する外科的処置は,推奨されるか?
 CQ10: Down 症候群への矯正歯科治療(外科的矯正治療を除く)は,どこまで推奨されるか?
 CQ11: 若年齢のDown 症候群は,他の知的能力障害や定型発達児者と比較して,歯周疾患に罹患しやすいか?
 CQ12: 成人のDown症候群は,他の知的能力障害や定型発達者と比較して,歯周疾患に罹患しやすいか?
 CQ13: Down症候群と他の知的能力障害や定型発達児者とでは口腔内細菌叢に違いがあるか?
 CQ14: Down 症候群に対するブラッシング指導は有効か?
 CQ15: 成人のDown 症候群に対する歯周基本治療は有効か?
 CQ16: 歯の喪失による咀嚼困難なDown 症候群に補綴治療は推奨されるか?
 CQ17: Down 症候群の体重増減予防に対し栄養指導は推奨されるか?
  コラム2:加齢に伴う服用薬の副作用と口腔内状況

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