ザ・ペリオドントロジー 目次

第1章 歯周疾患を正しく理解するための基礎知識
1.歯周疾患(歯周病)について(長澤敏行、和泉雄一)
2.歯周組織の構造・組織学(田中昭夫)
 
1.歯肉
 2.セメント質
 3.歯根膜
 4.歯槽骨
 5.歯周組織の血管分布
 6.歯周組織を構成する組織の生化学的特徴(國松和司)
  <アドバンス編>生理学的にみた歯周組織 (井上富雄)

3.歯周疾患の病理組織学的変化(宮内睦美、髙田 隆)
 
1.プラーク性歯肉炎の病理組織像
 2.慢性歯周炎の病理組織像
 3.歯肉炎および歯周炎の発生と進行過程
 4.ポケットの形成過程
 5.歯周組織の退縮
4.歯周疾患とプラーク細菌(西原達次)
 1.口腔内常在細菌
 2.プラークの病因論
 3.歯周病原細菌について
 4.歯周病原細菌の病原因子
  <アドバンス編>バイオフィルム  (西原達次)
5.歯周疾患と炎症メディエーター
 1.プロスタグランジンと歯周組織破壊  (迫田賢二、野口和行)
 2.歯周炎におけるサイトカインの役割  (柳田 学、村上伸也)
 3.細胞接着分子と歯周疾患について
 4.炎症のメディエーターの相互作用
6.歯周疾患における組織破壊と酵素  (松山孝司、吉田直樹、野口和行)
7.歯周疾患の免疫学  (多部田康一、山崎和久)
 
1.免疫系とは
 2.歯周疾患で展開される免疫応答
 3.歯周疾患の発症と進行
 4.歯周病原細菌による免疫機能の抑制機構

8.歯槽骨の吸収と再生  (小方頼昌)
 1.歯槽骨のリモデリング
 2.炎症性骨吸収としての歯槽骨吸収
 3.骨吸収とサイトカイン
 4.歯周疾患における歯槽骨の再生の意義

第2章 歯周疾患の特徴と関連因子
1.歯周疾患の局所性修飾因子と症状  (出口眞二)
 1.歯石
 2.不適合修復・補綴物
 3.義歯や矯正装置
 4.歯列不正
 5.食片圧入
 6.歯の形態異常
 7.口呼吸
 8.口腔軟組織の形態異常
 9.歯頸部および根面齲蝕
 10.歯列の解剖学的特徴  (高橋慶壮)
 11.歯肉退縮
 12.咬合性外傷と歯ぎしり  (横田 誠)
  <アドバンス編>歯周疾患における咬合性外傷の影響   (横田 誠)

2.歯周疾患の全身性修飾因子  (曽我賢彦、西村英紀、柴 秀樹、栗原英見)
 1.宿主関連修飾因子
 2.環境関連修飾因子
3.歯周疾患の遺伝的背景  (高柴正悟)
 1.概説
 2.歯周疾患の遺伝的な捉え方
 3.歯周疾患発症と遺伝子
4.小児の歯周疾患  (梅田 誠、和泉雄一)
 1.小児の歯周疾患の特徴および細菌学的特徴
 2.小児における歯周病を有する者の割合
 3.小児期から歯周組織破壊を伴う歯周病の分類、特徴

第3章 検査、診断と治療
1.歯周疾患の分類と診断  (奥田一博、吉江弘正)
 1.歯周疾患の分類に関する考え方の変遷
 2.日本歯周病学会の歯周病分類(2006)
 3.歯肉病変
 4.歯周炎
 5.分類に含まれる「その他の疾患」
 6.歯周疾患の分類の問題点
 7.歯周疾患分類の将来展望
 8.歯周疾患の診断
2.歯周疾患の検査
 1.基本的な検査  (沼部幸博)
  <アドバンス編>歯槽骨欠損の分類  (沼部幸博)
 2.その他の検査
  1)〜3) (藤瀬 修、濱地貴文、前田勝正)
  4) (八重垣 健)
  5)〜6) (矢代麗子、和泉雄一)
  <アドバンス編>歯周疾患の活動性  (小林哲夫、吉江弘正)

第4章 歯肉炎および慢性歯周炎における治療法
I.歯周基本治療と再評価
1.歯周基本治療とは  (渋川義宏、山田 了)
 1.治療概念の成り立ち
 2.歯周基本治療の目的
 3.歯周基本治療に含まれる治療項目
 4.歯周基本治療と歯周組織検査(再評価)

2.応急処置(急性歯肉膿瘍・歯周膿瘍に対する処置)  (鈴木丈一郎、新井 高)
 1.膿瘍の定義
 2.鑑別診断
 3.治療法
3.プラークコントロール  (鈴木丈一郎、新井 高)
 1.物理的方法(歯肉縁上の物理的プラークコントロール)
 2.化学的方法(歯肉縁上の化学的プラークコントロール)
 3.プラークコントロールの評価
 4.歯周ポケット内洗浄
4.モチベーション  (木下淳博)
 1.モチベーションとは
 2.歯周治療におけるモチベーション
5.スケーリング・ルートプレーニング
 1.スケーリング・ルートプレーニングとは  (佐藤 聡)
 2.スケーリング・ルートプレーニングの意義と臨床的効果
 3.露出歯根面の為害性
 4.スケーリング・ルートプレーニングを始める時期  (茂木美保、新田 浩)
 5.歯石の探知
 6.スケーラーの種類
 7.手用スケーラーのシャープニング法
 8.手用スケーラーの操作法
 9.パワードリブンスケーラーの操作法
 10.スケーリング・ルートプレーニングの難易度を決める因子
 11.非外科的治療の効果と限界
  <アドバンス編>象牙質知覚過敏  (水谷幸嗣、和泉雄一)
6.暫間固定  (矢代麗子、小田 茂)
 1.暫間固定の分類と種類
 2.暫間固定にあたっての注意点
7.歯内と歯周病変の関係  (島内英俊)
 1.歯周-歯内病変の成因
 2.歯周-歯内病変の鑑別
8.抜歯の判定基準  (関野 愉)
 1.抜歯の際に参考にすべきこと
 2.患者へのインフォームドコンセント
9.再評価  (関野 愉)
 1.再評価の意義
 2.歯周基本治療に対する歯周ポケットの反応性
II.歯周外科治療
1.歯周ポケットの除去法  (伊藤公一、音琴淳一、村井正大)
 1.歯周外科治療の目的
 2.歯周ポケット掻爬術と新付着術
 3.歯肉切除術と歯肉整形術
2.歯周形成手術(歯肉歯槽粘膜形成術)  (伊藤公一)
 1.歯周形成手術(歯肉歯槽粘膜形成術)
 2.歯周形成手術(歯肉歯槽粘膜形成術)の適応症
 3.遊離歯肉移植術
 4.歯肉結合組織移植術
 5.歯肉弁側方移動術
 6.歯肉弁歯冠側移動術
 7.歯肉弁根尖側移動術
 8.その他の歯肉歯槽粘膜形成術
  <アドバンス編>Millerの歯肉退縮の分類  (伊藤公一)
  <アドバンス編>レーザー  (青木 章、渡辺 久)
3.骨欠損とその対策  (澁谷俊昭)
 1.歯槽骨整形術
 2.歯槽骨切除術
 3.骨移植および人工骨補填術
4.再生治療
 1.組織再生誘導法  (木下淳博)
 2.エナメルマトリックスタンパク質  (荒川真一、和泉雄一)
 3.骨再生誘導法  (菊池重成、木下淳博)
  <アドバンス編>増殖因子と歯周治療
   1 (村上伸也)
   2 (木下淳博)
   3 (秋月達也、小田 茂)
   4、5 (村上伸也)
5.根分岐部病変  (菅谷 勉、川浪雅光)
III.最終治療(口腔機能回復治療)
1.咬合治療  (秋月達也、小田 茂)
 1.咬合調整の時期
 2.咬合調整の術式
  <アドバンス編>咬合調整の原則  (宮田 敦、小田 茂)
2.矯正治療  (山本弦太、野口俊英)
 1.歯列不正と歯周組織破壊
 2.矯正力と歯周組織の反応
 3.MTM、矯正治療の適応と目的
 4.矯正治療の禁忌、開始時期
 5.矯正治療の様式
3.歯周治療での修復・補綴治療  (竹内康雄、小田 茂)
 1.歯周組織と修復・補綴物との関係
 2.欠損補綴の考え方
 3.審美性の回復
 4.歯周補綴
4.インプラント治療  (林 丈一朗、申 基喆)
 1.インプラント治療とは
 2.歯周治療におけるインプラント治療
 3.インプラント治療の実際
IV.メインテナンス  (吉村篤利、原 宜興)
1.メインテナンス
 1.メインテナンスとは
 2.メインテナンスの内容
 3.メインテナンスの方法
 4.メインテナンスの実際
V.薬物療法  (王 宝禮)
1.薬物療法
 1.歯周病に対する薬物療法の基本的な考え方
 2.抗菌薬の適正使用の基準
 3.歯周ポケットへの薬物療法
 4.抗菌薬の経口投与(内服)による薬物療法
 5.まとめ
VI.高齢者の歯周治療  (荒川真一、和泉雄一)
1.高齢者の歯周疾患
 1.我が国の高齢社会の現状
 2.高齢社会における歯周治療の意義
 3.高齢者の特徴および治療時の注意点
 4.高齢者に対する歯周治療

第5章 歯周病の疫学
1.歯周病の疫学  (古市保志)
 1.疫学とは
 2.歯周病の疫学研究に用いられている指標
 3.世界における歯周病有病率の疫学調査
 4.我が国における歯周病有病率の疫学調査
 5.歯周病のリスクファクターに関する疫学調査
 6.歯周病と全身疾患との関連性に関する疫学調査

第6章 特殊な歯周疾患
1.壊死性潰瘍性歯肉炎・歯周炎  (須田玲子、山本松男)
 1.病変とその成り立ち
 2.症状と診断
 3.治療
2.急性ヘルペス性歯肉口内炎  (滝口 尚、山本松男)
 1.病変とその成り立ち
 2.症状と診断
 3.治療
3.慢性剥離性歯肉炎  (臼井通彦、山本松男)
 1.病変とその成り立ち
 2.症状と診断
 3.治療
4.歯肉線維腫症  (小林 誠、山本松男)
 1.病変とその成り立ち
 2.症状と診断
 3.治療
5.薬物性歯肉増殖症  (永田俊彦)
 1.歯肉増殖症を起こす薬物
 2.臨床所見
 3.組織学的所見
 4.発症機構
 5.治療法
6.Down症候群と歯周炎  (荒川真一、和泉雄一)
 1.Down症候群と歯周炎との関連
 2.Down症候群が歯周炎に罹患しやすい要因
 3.治療
7.低ホスファターゼ症  (渡辺 久)
 1.低ホスファターゼ症の本態
 2.低ホスファターゼ症の分類
 3.低ホスファターゼ症の遺伝子解析
8.Papillon-Lefèvre 症候群(PLS)による歯周炎  (仲谷 寛)
 1.Papillon-Lefèvre 症候群(PLS)の特徴
 2.PLS患者に対する歯周治療
  <アドバンス編>Papillon-Lefèvre 症候群(PLS)とカテプシンC  (仲谷 寛)
9.良性腫瘍と悪性腫瘍との鑑別診断  (莇生田整治、中川種昭)
 1.歯周組織の腫傷
 2.良性腫瘍と悪性腫瘍
 3.歯周領域における診断時の注意点
10.白血病性歯肉炎  (莇生田整治、中川種昭)
 1.病変とその成り立ち
 2.症状と診断
 3.治療

第7章 ペリオドンタルメディシン
1.歯周病のリスクファクター  (荒川真一、和泉雄一)
 1.歯周病のリスクファクター
 2.細菌因子
 3.環境因子
 4.宿主因子(生体応答因子)
 5.全身疾患との関わり
2.歯周病と糖尿病  (片桐さやか、和泉雄一)
 1.糖尿病とは
 2.糖尿病と歯周病の関係
 3.糖尿病患者の歯周治療
3.歯周病と肥満  (小林宏明、和泉雄一)
 1.疫学
 2.脂肪組織から全身へ
 3.肥満から歯周病へ
 4.歯周病から肥満へ
4.歯周病と動脈疾患(動脈硬化疾患)  (梅田 誠、和泉雄一)
 1.歯周病の動脈疾患に対するリスク
 2.動脈疾患部位からの歯周病原細菌の検出
 3.動脈疾患患者の歯周病原細菌に対する抗体価の上昇
 4.動脈疾患とPorphyromonas gingivalis
 5.動脈疾患と炎症性サイトカイン
 6.まとめ
5.歯周病と骨粗鬆症  (岩崎剣吾、和泉雄一)
 1.歯周病と骨粗鬆症を結ぶメカニズム
 2.歯周病の進行と骨粗鬆症
 3.骨粗鬆症治療薬と歯周病
6.歯周病と早産・低体重児出産  (青木 章、和泉雄一)
 1.歯周病と早産・低体重児出産
 2.歯周治療が早産・低体重児出産に与える効果
 3.歯周病と早産・低体重児出産の関わりに関するメカニズム
 4.まとめ
7.歯周病と肺炎  (萩原さつき、和泉雄一)
 1.肺炎
 2.歯周病と誤嚥性肺炎

第8章 歯周組織の特発病変への対応
1.突発的な歯の動揺  (出口眞二)
2.歯の挺出  (出口眞二)
 1.歯の挺出について
 2.対策
3.急激な腫脹や膿瘍形成の処置  (出口眞二)
 1.急激な腫脹や膿瘍形成の原因
 2.処置法
4.歯周治療に関連する肉芽組織の異常増殖の対策  (出口眞二)
 1.全身的因子の関与について
 2.局所的因子の関与について
5.歯周外科処置における持続性出血の対策  (横井隆政、吉成伸夫)
 1.歯周外科処置後における持続性出血原因
 2.持続性出血への対策
6.急性および慢性疼痛  (横井隆政、吉成伸夫)
 1.定義
 2.診断
 3.対策
7.ポケットの再発  (伊藤 弘)
 1.ポケットの再発の原因
 2.ポケットの再発に対する対策
8.その他の特発的な歯周組織の変化  (上田雅俊)

 

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